2001年08月08日 |
丸善石化、エチレン3号機も定修周期4年へ |
京葉エチレンと偶数年交互に実施 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学、丸善石油化学、三井化学、三菱化学、経済産業省 |
丸善石油化学はこのほど、千葉工場のエチレン3号機(3EP)について、定修周期を現行の2年から「4年」に延長する方針を決め、関係当局に認定申請を行った。3EPエチレンの生産能力は定修年で年産48万トン、スキップ年同52万5,000トン。経済産業省では9月中旬にも現地調査を行い、技術的に問題がなければ11月中には大臣認定する方針。 丸善石油化学は「4EP」(京葉エチレン)については、1998年から4年定修を実施中で、次回定修実施は4年後の2002年春を予定している。今回「3EP」でも認定が得られれば、次の定修は2004年、さらにその次は2008年となる。両プラントとも4年定修となれば今後は偶数年ごとに1プラントずつ実施すればよいことになる。定修のための作業コストや運転効率が大幅改善されるとしている。 経済産業省など関係省庁間で「保安4法」(高圧ガス保安法、消防法、労働安全衛生法、石油コンビナート等災害防止法)の見直しが行われ整合化が図られたことで検査周期延長への対応がしやすくなった。 なお石化センターではほかに三井化学(千葉、大阪)、住友化学(千葉)、三菱化学(水島)の各社が4年制を実施中。 |