2006年09月07日 |
信越化学、オランダのシンエツPVC、45万トンへ増強完了 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:信越化学工業、シンテック |
信越化学工業は7日、塩ビ樹脂(PVC)の欧州での生産・販売拠点、シンエツPVC社の増設工事が完了し、本格稼動を開始したと発表した。総投資額約5,000万ユーロ(約75億円)で増強していたもので、生産能力を年産35万トンから45万トンに増強した。 欧州では上下水道用パイプなどのほか、省エネ対策用として断熱性の高いサッシ(窓枠)分野にPVCの需要が堅調な伸びを見せている。 原料モノマー(VCM)は、2003年11月に年産50万トンから62万トンへの増設を完了している。 信越化学は、PVCの生産を日・米・欧の3極体制で行っており、生産能力の合計は324万トンと世界最大。米国子会社のシンテック社はさらに現在、生産設備を現有年産204万トンから264万トンへと増強工事中である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1157613594.doc |