2006年09月07日 |
TEC、中国向けに石炭ベース2基目のDMEプラント受注 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング |
東洋エンジニアリング(TEC)は7日、石炭の豊富な中国山西省で山西蘭花清潔能源有限責任公司が新設する、石炭原料の日産420トンDME製造設備のライセンス供与、プロセス設計、触媒供与及び技術サービス供与の業務を受注したと発表した。 現地に埋蔵される豊富な石炭を原料にしており、生産されるDMEは当面は液化プロパンガスの代替品、噴射剤などケミカルとして地元で消費される予定。将来的には自動車燃料代替を目指しているという。 TECは2003年に世界初の商業規模の燃料用DMEを四川省に建設して以来、同省で2件、寧夏回族自治区で1件のDMEプラントを受注しており今回は4基目、石炭ベースでは2基目の受注となる。完成は2007年末の予定。 <受注概要> ■ 客先: 山西蘭花清潔能源有限責任公司 (Shanxi Lanhua Clean Energy Co., Ltd.) ◇本社:山西省晋城市(Jincheng)。2006 年に山西蘭花科技創業有限公司と山西光彩実業有限公司と華陽集団(香港)有限公司の3社が共同出資して設立。 ■ 建設地:山西省晋城市 ■ 対象設備:日産420トン(年産14万トン相当)DME製造設備 ■ ライセンサー:TEC ■ 役務内容:ライセンス供与、プロセス設計、触媒供与及び技術サービスの供与 ■ プラントの完成予定:2007年末 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1157612346.pdf |