2006年09月08日 |
日中高級事務レベル協議「貿易・投資問題」など意見交換 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は8日、北畑隆生事務次官と、中国国家発展改革委員会の朱副主任との間で7日、第26回日中高級事務レベル協議を開催し、経済政策や貿易・投資問題などについて意見交換を行うとともに、今後、双方の交流をより深めていくことを確認したと発表した。 主な協議内容は以下の通り。 (1)両国の現在の経済情勢及びマクロ政策について 日本経済の回復状況、「新経済成長戦略」、中国のマクロ経済運営(過剰投資、内需喚起)、第11次5カ年計画などについて意見交換を行った。 (2)貿易・投資関連について 日系企業の海外展開の経緯、貿易保険等の政策支援を日本側から説明。日中韓投資協定の早期締結交渉入り、中国の外資政策の透明性向上について意見交換した。 (3)産業政策について わが国から、日本におけるイノベーションと能力向上に関する主要政策、とくに経産省の産業技術政策ツールとして、産学官連携関連政策を紹介。 中国側からは、中国が現在最も力を入れている「資源節約型社会構築」に向けた経済政策について説明があった。 (4)協力事業及び対話スキーム 協議に先立ち、前日に行われた「第8回日中エネルギー協議」の結果について概要報告が行われた。また、3R政策対話、省エネ政策対話、中小企業政策対話、その他個別産業政策に関する対話・交流の促進等経産省と国家発展改革委員会との対話、交流を深めていくことについて合意した。 |