2006年09月08日 |
クレハ、いわき工場のPPSプラントが火災 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:クレハ |
クレハによると、7日午前4時30分ごろ、同社いわき工場(福島県いわき市)内の高機能プラスチック「ポリフェニレンサルファイド」(PPS樹脂)生産プラントで火災が発生した。火は1時間半後の同6時03分に消えた。 同社は8日「近隣住民の皆様方をはじめ、関係各位に多大なご迷惑とご心配をおかけしました」との謝罪コメントを発表した。 プラントは、化学反応の温度を制御する機器の不具合によって、反応装置内の温度および圧力が上昇し、安全弁から噴き出した化学物質が何らかの要因で発火したものとみられているが詳細は不明。現在、プラントは停止し、関係当局による調査が行われている。 同社は今後、早急に火災発生の原因を究明するとともに、再発防止策を講じるが、生産再開の見通しは立っていないという。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1157717906.pdf |