2006年09月12日 |
チッソと旭化成ケミカルズ、肥料事業を完全統合 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:旭化成ケミカルズ、チッソ |
チッソ旭肥料(本社:東京都文京区、佐藤健社長)は12日、チッソと旭化成ケミカルズ両親会社の肥料販売業務だけでなく、両親会社の製造・研究開発部門も統合することで合意したと発表した。2007年1月1日付で実施する。 チッソは現在、水俣製造所と戸畑工場で肥料の製造と研究を行い、旭化成ケミカルズは、富士肥料工場を中心に製造と研究を行っている。 チッソ旭肥料は1969年の設立以来、両社の販売部門を担ってきたが、今後の発展のためには、両社の製造、研究開発業務を一元化し、環境変化へのスピーディな対応や運営効率化、製造コストの削減、新商品開発の加速化などが必要と判断した。 チッソ旭肥料への出資比率は現行の50:50からチッソ65%、旭化成ケミカルズ35%となる。統合方法などの詳細は、今後協議して決める。 【チッソ旭肥料の概要】(2006年3月末現在) (1) 商 号 チッソ旭肥料株式会社 (2) 代表者 代表取締役社長 佐藤 健 (3) 本店所在地 東京都文京区後楽一丁目7番12号 (4) 設立年月日 1969年7月1日 (5) 主な事業内容 肥料の販売 (6) 売上高 190億円(2006年3月期) (7) 従業員数 74人 (8) 事業所 東京、札幌、東北、富士、名古屋、大阪、中四国、福岡、熊本 (9) 資本金 305百万円 (10)株主 チッソ 50%、旭化成ケミカルズ 50% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1158042180.doc |