2006年09月13日
7月の鉱工業生産確報0.9%低下、化学工業は0.6%の低下
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省は13日、7月の鉱工業生産動向(確報)を発表した。生産指数(2000年=100、季節調整済み)は前月比0.9%低下の104.9で、2カ月ぶりに低下した。8月31日に発表した速報値も0.9%低下の104.9で同じだった。製造工業生産能力指数(原数値)は同0.2%上昇の92.3、製造工業稼働率指数は同0.7%低下の105.5だった。
 
 生産が低下した主な業種は一般機械工業、輸送機械工業、食料品・たばこ、電気機械工業、化学工業、プラスチック製品工業、繊維工業など。上昇したのは電子部品・デバイス工業、情報通信機械工業、鉄鋼業、金属製品工業、精密機械工業などだった。
 
 化学工業の生産指数は前月比0.6%低下の99.1、出荷指数は同1.8%低下の100.3、在庫は同1.0%上昇の98.5だった。
 
 プラスチック製品工業は、生産指数が同1.7%低下の94.0、出荷指数は同0.6%低下の96.0、在庫指数は同0.4%低下の97.1だった。