2006年09月13日
三菱樹脂、冷却塔と貯水槽一体の「クーリングタワー」新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱樹脂

 三菱樹脂は13日、機械冷却など一時的に大量の冷却水を必要とする工場向けに、冷却塔と貯水槽を一体化した「ヒシクーリングタワー ピットタワー」(商品名)を開発したと発表した。15日から発売する。従来の冷却塔と水槽を個別に設置する場合に比べて、設計の省力化や工期の短縮などが可能となった。初年度売上計画は3億円。

 FRP製水槽の上部に冷却塔を設置し、一体構造化した。冷却塔部、水槽部ともに組立式のため、容量の変更に対応できる。移設、撤去なども容易となる。また水槽部にはFRP製パネル式を採用し、高耐震設計とした。現在、特許出願中。

【主な特長】
・冷却塔と水槽の一体設計のため、高架台やコンクリート製水槽の設計施工が省力化できる。
・水槽部は、ボルト組立式のため、最短1日で施工できる。増設・移設工事も容易。
・水槽部には天井板がり、ゴミの進入が防げる。また、底板からの汚泥排出も容易で、メンテナンスの手間が大幅に軽減できる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1158117075.doc