2006年09月22日
ナフサのC&F/ジャパン、530ドル弱に
今年2月中旬のレベルまで下降
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 エチレンセンター筋の情報によると、今週半ばにわが国の大手商社や石油・石油化学企業が国際市場で契約したナフサ価格の平均はC&Fトン当たり530ドル弱となった模様。
 
 1週間前に比較すると約24ドル強の値下がり、1ヵ月前に対比するとおよそ106ドル安となる。今年2月中旬の水準に戻ったことになる。
 原油のスポット価格の下降に連動して下がっているわけだが、下降率は最近の原油のWTIや北海ブレント以上に大きい。
 一方、北西欧のCIF価格も今週に入って再び下降線をたどり、504ドル強が平均となっている。この1週間ならびに1ヵ月の下降率はC&F/ジャパンと同じである。