2001年08月06日 |
経済産業省、環境調和型のマグネシウム耐食被膜開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省は6日、独立行政法人産業技術総合研究所・基礎素材部門(五十嵐一男部門長)が愛中理化工業、伊藤忠ポリマー両社との共同研究により、環境調和型のマグネシウム耐食被膜「AIコーティング」の開発に成功したと発表した。 特殊な下地処理を施したマグネシウム表面に真空蒸着処理や塗装処理を行うことにより構成される。マグネシウムと表面被膜の密着性を飛躍的に向上させ、被膜として利用できる蒸着試料、塗料の自由度を高めた点に特徴があり、従来困難だったマグネシウム表面への着色が可能になった。クロムを含まないため自然環境に優しいという。家電製品、スポーツ危惧など広い用途が期待されている。 |