2006年09月25日 |
三菱化学、C4誘導品 10月1日から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:三菱化学 |
三菱化学は25日、C4誘導品の国内販売価格改定を決めた。10月1日出荷分からキログラムあたり20〜45円幅で実施する。 <対象製品と値上げ幅>(キログラム当たり) ◇ 1,4−ブタンジオール(1,4BG) 20円 ◇ テトラヒドロフラン(THF) 25円 ◇ ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG) 25円 ◇ ガンマ−ブチロラクトン(GBL) 45円 ◇ N−メチル−2−ピロリドン(NMP) 45円 1,4BG及び同誘導品(THF・PTMG)の需給は、国内及び中国などアジア市場でのポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂、ポリウレタン樹脂といった製品需要が伸長する中で、中国での1,4BG製造プラントの一部トラブルや、新設プラントの稼動時期の遅れなどから在庫は低水準となっており、タイトな状況が続いている。 また、GBL、NMPも、電子部品材料用途向けの伸長により、タイト状況となっている。 こうしたなか、原油・ナフサ価格高騰により、原料であるブタン・ブタジエン、ユーティリティコスト、物流費、包材費等が高騰し、事業収益に極めて大きな影響を与えている。このため、製品価格に転嫁せざるを得ないと判断した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1159159766.doc |