2006年09月25日 |
ゼオン物流資材、特殊面材採用の軽量折り畳み式コンテナ開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンの子会社、ゼオン物流資材(東京都千代田区、小澤仁社長)は25日、特殊面材を採用した、リターナブルコンテナ「STECR(ステック)W型」を開発、食品・医療関係向けを中心に販売を開始したと発表した。 低発泡樹脂の両面に金属薄板を貼り合わせた「複合面材」を取り入れ、さらに、従来にない金枠補強構造を採用することで、軽量化とほこり付着問題などを改善した。現在特許出願中。 <新コンテナの主な特徴> (1)側板、上蓋は耐水性を備えた独立気泡の低発泡ポリエチレンの両面に、金属薄板を貼り合わせた特殊面材を採用した。表面の金属は顧客のニーズに合わせて、アルミニウム、ステンレスが選択可能。静電気の問題を解決することもできる。 (2)低発泡ポリエチレンの両面に金属薄板を貼り合わせた特殊面材を採用で、水洗い時、面材から水が抜けやすくなった。また、補強構造の改善により、コンテナ自身から水が抜けていくようにした。 (3)軽量の特殊面材を採用したことで、プラスチックダンボール製コンテナと遜色のない取り扱い易さ、作業性の良さを実現した。価格もオールステンレス製と比較して安価。 (4)従来のプラスチックダンボール製コンテナの2倍以上の耐荷重性を有し、胴ふくれに対してもすぐれた機能を有し、かつ内外差寸法を極小とすることで輸送効率の良いコンテナの開発に成功した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1159164918.pdf |