2006年10月02日 |
スポットナフサの9月の契約価格が反落 |
C&F/ジャパンの平均がトン552ドルに |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
エチレンセンター筋の調べによると、わが国の大手商社や石油・石油化学企業が9月中に国際市場で契約したスポットナフサの月間平均価格はトン当たり552ドルとなった模様。 8月の平均に対比すると約84ドル(およそ13%)安い。今年3月のレベルまで戻ったことになる。最近のピークの7月に比べると約106ドル(16%)安い。 原油の国際スポット相場の急落に伴うものだが、下降率は原油のそれを上回っている。わが国をはじめ極東全体でエチレンセンターの定修が相次ぎ、原油以上に需給が緩んだことによるものと見られる。 |