2006年10月06日 |
栄研化学「OC センサー DIANA」を新開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:栄研化学 |
栄研化学は6日、新規の便潜血全自動免疫化学分析装置「OC センサー DIANA(ディアナ)」をアロカ社(吉川義博社長)と共同開発したと発表した。 わが国の大腸がん患者数・死亡数は年々増えており、人間ドック等での免疫法便潜血検査による大腸がん検診は今後も増加することが予想されている。 栄研化学は、これまでに全自動分析装置「OC センサーneo」などを発売し、50%以上の国内市場シェアを確保している。 今回開発した「OC センサー DIANA」は、国際戦略製品として(1)シンプルで洗練されたスタイル(2)省スペースのコンパクト設計(3)高速処理の大容量架設(4)オペレーターの使い易さ、をコンセプトとした全自動分析装置で、07年春から国内外の便潜血検査市場向けに発売開始の予定。 同社は10月11日から神戸国際展示場で開催される「日本臨床検査自動化学会第38回大会」の展示会場に同センサーを展示し紹介する。 なお、同センサーはこのほど、財団法人日本産業デザイン振興会の「2006年度グッドデザイン賞」を受賞。 |