2006年10月10日
PSP工業会の4社全てが環境ラベルを取得
共栄産業も「エコリーフ」の登録を完了
【カテゴリー】:環境/安全(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会

 共栄産業は6日、社団法人産業環境管理協会からPSP(発泡スチレンシート)の環境適合性を表すための環境ラベル「エコリーフ環境ラベル」の登録認定を受けた。この結果、PSP製造メーカーで構成している「発泡スチレンシート工業会」のメンバー会社4社全ての「エコリーフ環境ラベル」の登録が完了した。
 
 エコリーフ環境ラベルは、LCA手法を用いて定量的に把握した各製品の資源の採取から製造、物流、使用、廃棄、リサイクルにいたるまでの全ライフステージにわたる環境情報を広く一般に開示するというもの。製品環境情報(PEAD)、製品環境情報開示シート(PEIDS)、製品データシート(PDS)の3種類の様式で構成され、PSPに関してはすでに積水化成品工業とサンポリマーがともに8月21日から、またJSPが8月31日からそれぞれの内容を登録・公開している。
 
 今後は、同シートメーカー4社が揃って同ラベルの効率的な活用によって同シートの持つ環境適合性を広く世間にアピールしていくことになる。