2006年10月16日 |
EPSの出荷、9月は前年の0.4%増どまり |
1〜9月の累計は0.8%増の13万4,458トン |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計) 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチレン工業会が16日に集計したところによると、EPS(発泡スチレンビーズ)の9月の総出荷数量は1万6,072トンとなった。8月に続いての前年同月超えだが、伸び率は0.4%にすぎないので、ほぼ横並びということになる。 主要品種の中では、家電用が引き続き好調で前年を64.8%上回っている点が特に目を引く。また農業用も10.9%増、ブロック用も4.2%増とともに順調な伸びを遂げ、最大消費分野の水産用の5.8%減をカバーしている。 この結果、1月から9月までの累計は13万4,458トンとなった。前年同期比は0.8%増ということになる。主力の水産用の若干の落ち込みと農業用とその他成形品用の不振を家電用の大幅増(15.2%増)で補っている。 EPSの分野別9月の出荷実績と1〜9月の累計は別表の通り。 【関連ファイル】 EPSの9月の出荷実績と1〜9月の累計 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1160990675.xls |