2006年10月18日 |
PSPの出荷、9月も前年を上回る |
トレー反の好調で3ヵ月連続の前年超え |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会が17日に集計したところによると、同シ−ト(PSP)の9月の出荷数量は1万40トンとなった。今年初の1万トンの大台超えであり、前年同月の実績を1.9%上回っている。これで3ヵ月連続の前年同月超えとなった。 9月の出荷が引き続き好調であったのは、最大消費品種のトレー反用の需要が従来にも増して活発であったため。9月は前年同月を6.0%上回って4,250トンとなった。3ヵ月連続の前年同月超えである。また、ラミネート丼用も5.7%増の2,970トンと好調で、同じく3ヵ月連続の前年超えとなった。これら2分野の伸びによって、一般反用とラミネート一般用の落ち込みは完全にカバーされた。 もっとも、今年1月から9月までの出荷の累計は8万4,360トンで、前年同期を1.6%下回っている。3月から6月にかけての間の不振が影響してのもの。メーンのトレー反用も2.0%減となっている。前年同期を上回っているのはラミネート丼用の2.8%増だけである。 PSPの9月の出荷実績と1〜9月の累計は別表の通り。 【関連ファイル】 PSPの9月の出荷実績と1〜9月の累計 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1161155574.xls |