2006年10月23日 |
信越化学・最高益更新、中間純利益 749億円 |
【カテゴリー】:経営(人事/決算) 【関連企業・団体】:信越化学工業 |
信越化学工業が23日発表した06年9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比19.4%増の6,390億円、営業利益と経常利益は同33%増の1,200億円、当期純利益は同34.7%増の749億円といずれも大幅増加し、売上高は3期連続、営業利益は11期連続、経常利益は7期連続過去最高を更新した。 塩ビ事業で米国シンテック社が、北米市場の旺盛な需要を背景に大幅増収益となったほか、オランダのシンエツPVC社が売上高、利益を順調に伸ばした。シリコーンは中国・米国向け輸出が順調だったほか国内も堅調だった。 半導体シリコンは需要が伸びる中、300ミリウエハーが設備の増強を行い、売上高、利益を伸ばした。期末配当は1株当たり25円、中間配当と合わせて年間配当50円と、前期比15円の増配を予定。 金川千尋社長は、来年の業績見通しについて「米国の景気が建設、自動車など下降気味なので楽観できない。今年と横ばいならいい方だと思う」と語った。 【信越化学・中間期(連結)決算】単位:百万円 ( )は前年同期比% ◇売上高 639,049(19.4) ◇営業利益 120,024(32.9) ◇経常利益 120,043(33.3) ◇当期純利益 74,932(34.7) ◇1株当たり純利益 174.08(129.68) (連結子会社数:69社) <通期(連結)予想> 単位:百万円 ◇売上高 1,290,000 ◇経常利益 241,000 ◇当期純利益 150,000 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1161593515.tif |