2006年10月24日
BASFアグロ、新規水稲用殺菌剤「嵐」をベースにした新製品4剤を発売
ひとつの有効成分でいもち病と紋枯れ病を同時防除
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:BASF
「嵐プリンス・箱粒剤10」

 BASFアグロは24日、自社開発の新規有効成分「嵐」(一般名:オリサストロビン)を含有する新製品、水稲用殺虫殺菌剤「嵐プリンス・箱粒剤10」、水稲用殺虫殺菌剤「嵐プリンス・箱粒剤6」、水稲用殺虫殺菌剤「嵐ダントツ・箱粒剤」および本田処理剤「嵐・粒剤」の計4剤を、12月1日から発売すると発表した。

 「嵐」は、オリサストロビンを有効成分とするストロビルリン系の新規殺菌剤で、BASFが水稲用殺菌剤として開発した。ひとつの有効成分でイネの二大病害であるいもち病と紋枯れ病に優れた効果を発揮し、その効果が長期間にわたって持続する。このため使用量および散布回数の削減を求める時代のニーズに適合している。

<新製品「嵐」の主な特徴>
(1)ひとつの有効成分でいもち病と紋枯れ病を同時防除
(2)長期残効性
(3)使用適期幅が広い
(4)人畜、魚、有用昆虫、鳥などに対して安全性が高い

【BASF アグロ株式会社の概要】
(1)本社: 東京都港区六本木1−4−30 六本木25森ビル
(2)設立: 1950年10月13日
(3)社長: ハンス・ヨアヒム・ローエ
(4)資本金: 2,140万円
(5)持株比率: BASFジャパン 100%

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1161661217.pdf