2006年10月24日

中外製薬・第3四半期業績、前年利益大幅に下回る

【カテゴリー】：人事/決算 【関連企業・団体】：中外製薬

中外製薬が24日発表した06年第3四半期（1−9月期）業績は、売上高が前年同期比1.6%減の2,272億円、経常利益は同29.7%減の422億円、当期純利益は同39.3%減の272億円といずれも前年同期比マイナスだった。 　売上高は薬価改定による減少に加え遺伝子組み換え製剤「エポジン」が診療報酬改定から前年を下回った。前年大流行したインフルエンザが、今年は中規模の流行にとどまった。利益は売上原価の増加や研究費の増加などから大幅減少した。通期業績予想は変更しない。 【中外製薬・06年第3四半期（連結）業績】単位：百万円 （ ）前年同期比％ ◇売上高　　　　227,161（△1.6） ◇営業利益　　　39,462（△30.8） ◇経常利益　　　42,172（△29.7） ◇当期純利益　　27,190（△39.3） ◇1株当たり純利益　49.09円（81.44円）