2006年10月25日 |
瀋陽パラフィンのアクリル酸エステル工場完成 |
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:三菱化学、三菱化学エンジニアリング |
中国藍星社の子会社、瀋陽パラフィンのアクリル酸エステル工場が22日、遼寧省瀋陽市の瀋陽経済技術開発区に完成した。 三菱化学が藍星社に供与したアクリル酸、アクリル酸エステル技術により建設していたもので、瀋陽パラフィンの生産するプロピレンを原料に、アクリル酸 80千トンと2系列計 130千トンのアクリル酸エステル(メチル 10千トン、エチル 10千トン、ブチル 80千トン、2-エチルヘキシル 20千トン、その他)を製造する。投資額は12.9億人民元。 三菱化学は2004年8月に藍星との間で、技術供与と、藍星が生産する同製品の一部を三菱化学が引き取る契約に調印した。 引き取ったアクリル酸、アクリル酸エステルは三菱化学とサソールの合弁会社サソール・ダイヤ・アクリレーツを通じて、中国国内を含むアジア市場を中心に販売する。 同プラントの基本設計及び設備調達は、三菱化学エンジニアリングが担当した。 (既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=14282) |