2006年10月25日 |
出光、新日石などの海外事業、CDMプロジェクト承認 |
【カテゴリー】:環境/安全(海外) 【関連企業・団体】:出光興産、新日本石油、経済産業省 |
経産省は25日、出光興産、新日本石油、富士フィルム、新日本製鉄などから申請のあった9件の海外CDM(クリーン開発メカニズム)事業が京都メカニズム推進・活用会議で審査の結果、いずれも24日付で承認されたと発表した。 <主な承認プロジェクト> (1)韓国・LG化学羅州工場の燃料転換事業 ◇申請者 :三菱UFJ証券 ◇プロジェクト :化学製品の製造工程で蒸気の製造に使用する燃料を、バンカーC・オイルから天然ガスに転換する。 ◇CO2排出削減量 :年間0.9万トン (2)中国・遷安中化煤化工有限公司のコークス廃熱回収システム ◇申請者 :新日本製鉄 ◇プロジェクト :製鉄所に隣接するコークス工場にCDQ(コークス乾式消火設備)を設置し、コークス炉廃熱を発電に有効利用する。 ◇CO2排出削減量 :年間21万トン (3)ホンジュラス・水力発電プロジェクト ◇申請者 :出光興産、沖縄電力、新日本石油など6社 ◇プロジェクト :総発電量12.77MWの流れ込み式小水力発電プロジェクト ◇CO2排出削減量 : 年間2万トン (4)ネパール・バイオガス支援プログラム(2件) ◇申請者 :出光興産、沖縄電力、新日本石油など6社 ◇プロジェクト :農村地帯にバイオガス・ダイジェスター(バイオガス・プラント)を販売し、木材や灯油などの燃料を代替する。 ◇CO2排出削減量 :年間4.7万トン |