2006年10月30日
9月の鉱工業生産指数 2カ月ぶり低下、化学工業もマイナス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省が30日発表した9月の鉱工業生産指数速報(2000年=100、季節調整済み)は、前月比0.7%低下の106.0と、2カ月ぶりに低下した。生産予測調査によると、10月は低下、11月は上昇と予測しており、同省では「総じて見れば、生産は上昇傾向にある」との基調判断を据え置いた。
 
 9月に生産が低下した自動車などの輸送機械工業をはじめ一般機械、電気機械工業、化学工業、プラスチック製品工業など。上昇したのは鉄鋼業と窯業・土石製品工業だった。
 
 化学工業(除、医薬品)は生産指数が前月比0.9%低下の99.4、出荷同4.4%低下の99.6、在庫は同2.0%上昇の98.9だった。
 
 プラスチック製品工業の指数は、生産が前月比2.7%低下の93.3、出荷同3.0%低下の94.8、在庫は同1.0%上昇の98.1だった。