2006年11月02日
新日鐵化学、君津コークス事業を新日本製鐵へ統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:新日鐵化学

 新日本製鐵と新日鐵化学の両社は2日、新日化の君津コークス事業部の事業を分社型吸収分割により、新日鉄に統合することで基本合意したと発表した。

 新日化の君津コークス事業は、昭和43年10月の操業開始以来、新日化の事業として操業してきたが、製銑工程の一体操業による、一層の効率性向上を図るため、新日鉄へ分割承継することにした。 統合期日は07年7月1日。
 
 新日鉄グループは、昨年発表した「中期経営計画」で、連結経営推進体制の整備・強化策を通じて、各事業セグメントの競争力再構築による利益成長を目指すとしてきた。今回の施策はその具体策の一つとなる。

 統合は、新日化の君津コークス事業の全て(鋳物コークス製造販売を含む)が対象となるが、化成品(硫安)の販売事業は引き続き新日化が行う。
 
<君津コークス事業の概要>
◇工場所在地:千葉県君津市君津1番地
◇生産量 :高炉用コークス約400万トン、鋳物用コークス約12万トン 他
◇売上高 :約650億円
◇従業員 :約300名

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1162448211.pdf