2006年11月09日 |
クレハと三菱ウェルファーマ、「クレメジン」海外ライセンスで契約 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:クレハ、三菱ウェルファーマ |
クレハは8日、同社の慢性腎不全用剤「クレメジン」について、三菱ウェルファーマが米国を含む全世界(日本、韓国、中国、台湾、フィリピン、インド及びイスラエルを除く)での独占的開発及び販売権を取得することに合意し、同日、両社間でライセンス契約を締結したと発表した。 「クレメジン」は、高純度の多孔性球状活性炭からなる経口吸着炭で、消化管で分泌または腸管内で産生される尿毒症毒素(ウレミックトキシン)を吸着し、便とともに体外に排泄する。これにより、尿毒症症状の改善や透析導入の遅延をもたらす効果があるとして、国内では1991年から発売されてきた。 クレハは、これまでの「クレメジン」のノウハウを三菱ウェルファーマに提供する。三菱ウェルファーマは、欧米を中心に独自の評価試験を行い、まず米国での承認取得など販売のための活動を展開する。欧米での事業基盤を早期に確立し、国際創薬企業への飛躍を目ざす。 (注)「クレメジン」の製品概要は、ニュースリリースにあります。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1162992798.pdf |