2006年11月15日 |
EPSの10月の出荷、3ヵ月振りに前年割れ |
1〜10月計は前年同期の横並びに |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチレン工業会が15日に集計したところによると、EPS(発泡スチレンビーズ)の10月の総出荷数量は1万5,577トンとなった。前年同月の実績を4.4%下回っている。3ヵ月振りの前年同月割れとなった。 10月の出荷が前年同月を下回ったのは、最大消費分野である水産用が6.7%減となって2ヶ月連続の前年割れとなったほか、ブロック用が13.1%減で3ヵ月振りの前年同月割れに転じ、加えてその他成型品用も3.0%減と不振であったため。家電用は10.9%増で3ヵ月連続の前年同月超えとなったが、他の分野の落ち込みをカバーするまでには至らなかった。 この結果、1月から10月までの累計は15万35トンとなった。前年同期の実績に対しては0.2%増にとどまっている。家電用は14.7%増えているが、他の主要分野は軒並みマイナス成長となっている。 EPSの10月の出荷数量と1〜10月の累計は別表の通り。 【関連ファイル】 EPSの10月の出荷数量と1〜10月の累計 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1163585722.xls |