2006年11月16日
10月の石化製品生産、軒並み前年割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石化協は16日、10月の主要石油化学製品生産実績を発表した。エチレン生産量は、前月比11.7%増、前年同月比4.6%の減少となる64万6,400トンだった。
 
 9月は2社2プラント(東燃化学と出光興産・徳山)だった定修が、10月には出光興産の1プラントとなった。昨年10月は定修ゼロだった。稼働率は高く、稼動プラントの稼働率試算は100.2%(9月:98.9%、前年10月:99.9%)だった。
 
 2006年1ー10月のエチレン累計生産量は616万4,800トン(前年同期比▲2.1%)となった。
 
 エチレン生産量が前年比マイナスだったのを受けて、誘導品も軒並み前年割れとなった。増加したのは誘導品17品目のうち、PS、PVC、VCM、芳香族ベンゼンのわずか4品目だった。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1163657483.tif