2006年11月17日 |
昭電グループの「医療パッケージ事業」細川洋行に譲渡 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
細川洋行、昭和電工、昭和電工プラスチックプロダクツ(SPP)の3社は17日、今年末までをめどにSPPの医療パッケージ事業を細川洋行に譲渡することで合意したと発表した。 SPPは現在、同事業の販売と管理機能を担い、製品の製造をSPP100%子会社のメディックス昭和(MDS)に委託している。 これに伴い、SPPにおける本事業とともにSPPの保有するMDS株式を細川洋行に85.1%、昭和電工に14.9%譲渡する。 同事業は、昭和電工が1987年に医療点滴用のガラス製輸液瓶の代替として、軽くて扱いやすいプラスチックフィルム製輸液バッグの開発に成功したことに始まり、その後、同事業をSPPが継承。国内最大のプラスチックフィルム製輸液バッグ外販メーカーの地位を確立した。 細川洋行は、プラスチック軟包装材や成型品の加工販売、包装機械の販売、包装システムの企画などを総合的に手がけ、生産・技術面での提携先は国内だけでなくヨーロッパ、アメリカ、アジアなど全世界にわたっている。 これらの既存事業とSPPの医療パッケージ事業を組み合わせることで、さらに相乗効果を生み出し、既存事業の高度化を図る上でも望ましいとの結論に達した。 【株式会社細川洋行の概要】 本社所在地 : 東京都千代田区二番町11−5HYビル 設立 : 1949年4月 資本金 : 304百万円 代表取締役社長 : 山田 積貞 事業内容 : 各種軟包装材の加工販売、プラスチック加工製品(医療包材等を含む)の販売、包装機械の販売、包装システムの企画開発 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1163740478.doc |