2001年07月30日
中国経済貿易委員会から代表来日
WTO加盟控えて、ルールや運用方法調査
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

 経済産業省によると、WTO加盟を控えた中国から近く国家経済貿易委員会(SETEC)の局長級幹部が来日する。
 WTO加盟を前に、現行WTO協定の内容や運用方法などを調査するのが目的といわれる。
 対中国貿易をめぐっては輸入農産物に対するわが国のセーフガード発動や、これに対する中国側の報復措置、また化学品では、わが国からのポリスチレン輸出に対して中国側がアンチダンピング調査を実施するなど、政府間に“きしみ”が生じつつあるが、こうした個別案件についてどこまで話し合われるかは、いまのところ「なんとも言えない」と同省では話している。