2006年11月29日 |
クラレ子会社とケイコン社、老朽化した防火水槽をリニューアル |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレプラスチックス |
クラレプラスチックスは29日、コンクリート二次製品メーカーのケイコン(本社:京都市、荒川 均社長)と共同で、 老朽化した防火水槽をリニューアルする「マリンかぶせーる」を商品化したため、12月11日からケイコンを通じて発売すると発表した。 クラレプラスチックスの防水シート袋「KCガード」を使い、オープン防火水槽をこの「KCガード」と鉄筋コンクリートの蓋で安全・衛生的な有蓋防火水槽に改良する。漏水が心配される有蓋防火水槽および地中埋設防火水槽は、「マリンかぶせーる」によって完全防水の防火水槽に蘇らせる。 「マリンかぶせーる」は、老朽化などによって漏水の恐れがある防火水槽に「KCガード」を装着し、完全防水型の耐震性防火水槽にリニューアルする工法として開発されたもので、特徴は次の通り。 (1)露天型に蓋をかぶせて外界と遮断するので、安全性・衛生面などに優れる。 (2)フェンスが不用となり、美観的にも優れる。 (3)防火水槽にヒビ割れが生じても、多層特殊シート「KCガード」が水を守る。 (4)工期は3日間程度の短工期ですむ。 (5)蓋、外装などは厳重に品質管理された工場生産のプレキャストコンクリート板なので強固である。 (6)蓋の強度が高いので、緊急時に乗用車程度の乗り入れが可能。 <工事価格> 40平方メートル仕様で、有蓋化の場合の直接工事費は約130万円 (諸経費は除く) <販売目標> 初年度:1億円 3年後:5億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1164772238.pdf (写真) http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1164772238.jpg |