2006年12月07日 |
BASF、イノベーション製品の売上高 2010年40億ユーロ以上に |
【カテゴリー】:海外(経営) 【関連企業・団体】:BASF |
イノベーションを重視しているBASFは7日、上市後5年以内の新規及び、技術革新に基づく製品・用途の年間売上高が、2010年には40億ユーロ(6,000億円)を上回る見込みだと発表した。 このうち20%は、既存製品の置き換えではなく、新規事業の売上げとなる。2015年には年間50億ユーロ(7,500 億円)以上の売上を見込んでいる。 BASFの06年の研究開発費は、05年の10億6,000万ユーロに対して20%増の約13億ユーロに増額した。07年はさらに14億ユーロに増やす。これは、世界各国のリサーチラボの拡大や各地域の開発センター開設など、グローバルな研究活動の拡大に使われる。 同社の研究開発担当取締役であるマルツィノフスキー氏は「BASF は継続的に新しいアイデアを研究パイプラインに加えている。触媒や建設用化学品、植物バイオテクノロジー事業などの買収は、有望な新しい高収益成長の源泉となる」と語っている。 BASFは、エネルギー管理、原料転換、ナノテクノロジー、植物バイオテクノロジー、ホワイト(工業用)バイオテクノロジーの5分野を将来有望なテクノロジー主導の成長の柱と定めている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1165460618.pdf |