2006年12月11日
中国電力のブラジル電力計画4件、CDMプロジェクト承認
【カテゴリー】:環境/安全(海外)
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省は11日、中国電力から申請のあった、ブラジルでの4件のエネルギー・プロジェクトが京都メカニズム推進・活用会議でわが国のクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトとして承認されたと発表した。

<中国電力>(1)
◇申請者 :中国電力
◇実施国 :ブラジル
◇プロジェクト名 :ウジナス・イカマラチ・コージェネレーション・プロジェクト
◇プロジェクトの概要 :バガス(サトウキビのしぼりかす)を使って効率的にコージェネレーションを行うため設備のアップグレード(28MWから42MWへ)を実施し、余剰電力をグリッドに販売する。
◇CO2 排出削減量予測(年間) :0.8万トン

<中国電力>(2)
◇申請者 :中国電力
◇実施国 :ブラジル
◇プロジェクト名 :ビオエネルジア・コジェラドラ
◇プロジェクトの概要 :バガスを使って効率的にコージェネレーションを行うため設備のアップグレード(9.9MWから30.1MWへ)を実施し、余剰電力をグリッドに販売する。
◇CO2 排出削減量予測(年間) :2.1万トン

<中国電力>(3)
◇申請者 :中国電力
◇実施国 :ブラジル
◇プロジェクト名 :BTジェラドラ・デ・エネルジア・エレトリカーフェハドゥーラ・小規模水力発電所プロジェクト
◇プロジェクトの概要 :9.2MWの流水式小規模水力発電を行う。
◇CO2 排出削減量予測(年間) :2.3万トン

<中国電力>(4)
◇申請者 :中国電力
◇実施国 :ブラジル
◇プロジェクト名 :ベスケイロ・エネルジア・小規模水力発電プロジェクト
◇プロジェクトの概要 :12.44MWの流水式小規模水力発電を行う。
◇CO2 排出削減量予測(年間) :4.2万トン