2006年12月14日 | |
昭和電工、シンガポールにハードディスク新工場竣工 | |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
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昭和電工はシンガポールに建設中だったハードディスク新工場が完成し、14日、リム・フンキャン貿易産業大臣ら多数の関係者を招いて竣工式を行った。 新工場は、千葉、シンガポール(既設)、台湾に続く、第4のハードディスク製造拠点となるもので、クリーンルーム内には垂直磁気記録方式に対応した最初の製造設備を設置した。単一工場としては世界最大の規模となる。本格稼動入りは07年初の予定。 同社は今後も段階的に能力増強を行い、グループ全体のハードディスク生産能力を現有月産1,575万枚から、08年末には2,400万枚へ引き上げる。新工場の建屋、クリーンルームなどへの総投資額(一部将来の増強含み)は約600億円。 ハードディスクの需要は、既存のパソコン用途に加えて、HDDレコーダー、ビデオカメラ、携帯音楽プレーヤーなどのコンシューマー・エレクトロニクス(CE)分野に急拡大しており、今後も年率15%の高成長が期待されている。 【新工場の概要】 ・所在地 :シンガポール共和国 パイオニア・クレッセント地区 ・従業員数 :1,100名(既設工場分を含む) ・敷地面積 :68,000平方メートル ・生産品目 :アルミ・ガラス製ハードディスク ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1166085100.doc |