2006年12月15日 |
BASF、独デグサ社建設用化学品事業の統合計画を発表 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは15日、デグサ社から今年7月に買収した建設用化学品事業の統合及び組織編成計画を発表した。 建設用化学品事業はすでに、BASFの一部として優れた実績をあげているが、今後は戦略的な対策により、一層の増収増益を目指すとしている。 BASFは、旧デグサ社事業を新設の「建設用化学品事業本部」に統合したが、さらに同事業本部を、2007年1月1日付で、以下の5つの地域事業本部に分ける。 (1)コンストラクション・システムズ・ヨーロッパ (2)アドミクスチャー・システムズ・ヨーロッパ (3)コンストラクション・ケミカルズ・ナフタ (4)コンストラクション・ケミカルズ・アジア・パシフィック (5)コンストラクション・ケミカルズ・サウス・アメリカ 旧デグサ社の管理業務の大半は、BASF各地域のプラットフォームに移管する。また、建設用化学品事業本部の拠点は、トロストベルグからルートヴィッヒスハーフェンに移す。 BASFは、今回の組織再編や購買の一括化、およびITシステムの標準化等の対策により、2010年までに年間平均約1億ユーロのシナジー効果を見込んでいる。 |