2006年12月15日 |
環境省、市町村の17年度容リ実績を集計 |
プラ製品とPETボトルは収集も再商品化も2割増 |
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、環境/安全、実績/統計) 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省がこのほど集計したところによると、市町村が容器包装リサイクル法に沿って平成17年度に実施した各種容器包装の分別収集と再商品化の合計数量は前年度のほぼ横並びとなった。ただし、プラスチック製容器包装とPETボトルは、分別収集量も再商品化量もともに前年度の実績を2割ていど上回っている。 同省のまとめによると、全国の市町村による17年度(17年4月から18年3月まで)の分別収集量は10品目合計で273万1,836トン(前年度の1.03倍)に、また再商品化数量は同10品目トータルで264万5,388トン(同1.03倍)となった。 プラスチック製容器包装の分別収集量は558,997トン(同1.19倍)で、さらにそのうちの白色発泡スチロールトレーは4,581トン(同1.16倍)に、また、同容器包装の再商品化数量は538,123トン(同1.18倍)で、同トレーは4,162トン(同1.14倍)となっている。いずれも10品目の中で最も高い伸び率となっている。収集量も10品目の中でトップを占めている。再商品化量はダンボールをわずかに下回って第2位にとどまっている。分別収集の実施市町村数は1,160(同トレーは690)で、全市町村数に占める比率は62.9%(同37.4%)とあまり高くない。 一方のPETボトルは分別収集量が251,962トン(同1.06倍)、再商品化数量が244,026トン(同1.05倍)で、ともに全体の平均を上回る伸び率となっている。分別収集の実施市町村数は1,747で、全市町村数に占める比率は94.7%と高い。 |