2006年12月21日 |
アステラス製薬、欧州3工場を独・テムラーグループに譲渡 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は21日、欧州の生産子会社であるアステラス ドイチェランドGmbH(本社:ドイツ)のミュンヘン工場、クリンゲアイルランド工場の資産及びプロディツェオーニ ファーマシューティッツェ カルガーテS.r.l(本社:イタリア、カルガーテ工場)の全株式をドイツ医薬品会社テムラーグループ(オーナー:HansJoachim Ricken)に一括譲渡することで合意し、20日(現地時間)譲渡契約を締結したと発表した。 アステラス製薬は、中期経営計画で、最適な生産体制の確立を目的として、現在18ある生産拠点(国内9、海外9)を2010年度までに10拠点程度に集約する方針を決めている。今回の3工場譲渡は、この具体的施策となる。 テムラーグループは、ドイツに本社を置く医薬品製造販売・製造受託企業。今回の3工場譲渡に伴い、約400名の従業員はテムラーグループへ移籍する。各工場で生産している既存品についてはテムラーグループに製造委託する。3工場の譲渡は、2007年1月1日の予定。 【テムラーグループの概要】 ◇商号:Temmler Pharma GmbH&Co.KG (テムラーファーマ GmbH&Co.KG) ◇本社所在地:ドイツ マルブルグ市 ◇設立年月日:1917年 ◇事業内容:医薬品の生産及び販売 ◇従業員数:約180名(06年6月末) ◇資本金:5,863 千ユーロ ◇売上 |