2006年12月22日 |
経産省、早大・松本和子教授に「補助金不正受領」返還を命令 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は22日、早稲田大学の松本和子教授が同省及びNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の研究開発事業で、労務費や消耗品費を不正に受け取っていたことが分かったため、同大学に不正額の返還を命じたと発表した。松本和子氏本人に対しては、07年度から5年間、同省の補助金への応募を制限する措置を決めた。 補助金の返還は、早稲田大学に対して、補助金・委託費における不正額及び適正使用と断定できない額 36,756千円に利息をつけ国庫に返還させる。 このほかNEDOでも、交付金事業に不正額及び適正使用と断定できない額 14,950千円に利息をつけてNEDOに返還させる。 早稲田大学に対しては、厳重注意を行うとともに、今後、国や独立行政法人等からの資金を適切に執行するための仕組みを構築するよう要請した。 |