2006年12月25日
ナノテク総合シンポ2007 2月20、21日
5年の進展と今後の期待 東京ビッグサイトで
【カテゴリー】:行政/団体(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:経済産業省、日本化学会、日本化学工業協会

 21世紀を創造するキーテクノロジーとして、材料、バイオ,創薬、エレクトロニクス、機械などの分野でますます重要性が高まっている「ナノテク」。

 その基盤技術の発展のために、産官学の広範な研究者の国際的な連携が欠かせないと「第5回ナノテクノロジ—総合シンポジウム=ジャパン ナノテク 2007」が来年2月に開かれる。
文科省ナノテクノロジー総合支援プロジェクトセンターが主催、物質・材料研究機構が運営する。テーマは「ナノテクノロジー5年の進展と今後への期待」、東京・有明の東京ビッグサイトで2月20,21の両日、コンファレンス(無料)とレセプション・意見交換会(1,000円)が行われる。事務局のURLはhttp://www.nanonet.go.jp/japanese/ (TEL:03-5404-3280)

 共催は日本学術振興会、科学技術振興機構、NEDO、情報通信研究機構、理化学研究所、産業技術総合研究所、後援は総合科学技術会議、総務省,厚生労働省、経済産業省、日本経済団体連合会。

 協賛はIEEE東京支部、応用物理学会、高分子学会、日本化学会、電気学会、電子情報通信学会、ナノ学会、日本ME学会、日本金属学会、日本顕微鏡学会、日本再生医療学会、日本材料学会、日本人工臓器学会、日本セラミックス学会、日本組織工学会、日本DDS学会、日本バイオマテリアル学会、日本表面科学会、日本物理学会と権威が並ぶ。

 オープニングセッションとして、20日に岸輝雄氏(ジャパン ナノテク2007組織委員長),川合知二氏(同実行委員長)、文科省が講演する。

 また、藤嶋昭氏(神奈川科学技術アカデミー)が「研究にはセンス、雰囲気、そしてプラスアルファが大切TiO2光触媒を例にして」、田中一宣氏(科学技術振興機構)が「ナノテクノロジー国家戦略の内外展望—5年の成果と期待」のテーマで講演をプレナリーセッションとして行う。

 このシンポに並行して、21日から23日まで、世界最大の先端テクノロジーエキスポとして「ナノテク2007」、ナノとバイオの融合ビジネス展「ナノバイオ2007」が開かれる。
両展の問い合わせは、ナノテク実行委員会、TEL03-3219-3567、FAX03-3292-1813