2006年12月25日 | |
クラレ、 MMA樹脂キャスト板の生産を中国子会社に移管 | |
【カテゴリー】:経営(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:クラレ |
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クラレは25日、メタクリル樹脂事業(MMAモノマー、メタクリル樹脂成形材料、同樹脂板など)の強化を図るため、キャスト板(注型板)と人工大理石の生産体制を一部変更すると発表した。キャスト板は中国子会社に生産を移管する。モノマーを含め生産能力に変更はない。 (1)キャスト(注型板)板 キャスト板(注型板)は、国内生産子会社であるクラレ新潟化成での生産・供給を中止し、一部の銘柄を除いて中国の生産子会社「可楽麗亜克力(張家港)有限公司」に生産・供給を移管する。 (2)人工大理石事業 新潟化成での生産をクラレ本体(新潟事業所)に移管し、同製品の開発・生産をクラレで一体運営する。 これに伴い、クラレ新潟化成は2007年3月末に生産活動を終了する。設備は残し他に転用する。 【クラレ新潟化成の概要】 ◇所在地:新潟県胎内市赤川3696 ◇社 長:五反田進 ◇事業内容:メタクリル樹脂板の製造・加工 ◇資本金:50百万円 (クラレ100%) ◇従業員数:95人 【可楽麗亜克力(張家港)有限公司の概要】 ◇所在地 :江蘇省張家港市 揚子江國際化学工業園 ◇董事長 :相倉外喜男 ◇総経理 :服部康夫 ◇事業内容:メタクリル樹脂板の製造 ◇資本金 :9.6百万USドル(クラレ80%、クラレトレーディング20% ) ◇従業員数:約110人 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1167021695.pdf |