2006年12月26日 |
ナフサのスポット価格、各地で再反発 |
C&Fジャパンの先週の平均は570ドルに |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況) 【関連企業・団体】:なし |
ナフサの国際スポット価格が各地で再び上昇してきた。わが国の商社や石油・石油化学企業が先週中に国際市場で契約したスポット玉のC&F価格の平均はトン当たり約570ドルで、前の週の平均を7ドル強上回っている。3週連続して上昇したあとの先々週は同563ドルに下がったが、わずか1週間で反発した。 北西欧でも同様のパターンをたどっている。先週のCIF価格の平均は同546ドル半ばで、前の週の平均を4ドル弱上回っている。いずれも原油のスポット相場が反騰したことに伴うもの。WTIの先週の平均はバレル当たり62.8ドルで、先々週の平均に比べると0.9ドル高となっている。このままいくと12月のスポットナフサ価格が11月を上回るのは確実となる。 |