2006年12月26日 |
07年のエチレン必要量、今年上回る754万トン |
【カテゴリー】:行政/団体(実績/統計) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省化学課は26日、07年の石油化学製品需要見通しを発表した。「原油価格高騰などの不安定要素はあるものの、国内需要は引続き底堅い」と見て、エチレン生産必要量は今年の751万トンンを上回る754万トンと推定した。 また輸出余力の減少から、エチレン系、プロピレン系とも輸出超過量は縮小すると見ている。 06年は中国を中心とするアジア地域の景気拡大や、国内の景気回復傾向を背景に、エチレン換算内需は前年を上回り、プロピレン内需も前年並と予想している。 【エチレン需要】 <レジン輸入ベース> 06年の実績見込み量は、内需586万トン(前年同期比1.2%増)、輸出入バランスは171.6万トンで、生産必要量は758万トン(同1.1%増)だった。最終的に在庫等を加味した生産量は751万トン(同1.4%減)となる見込み。 これに対して07年は内需が587万トン(0.1%増)、輸出入バランスは167万トンでエチレン生産必要量は754万トンと予測している。 (以下、ポリエチレン、プロピレン、芳香族の需要見通しはニュースリリース・コーナーにあります) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1167121473.pdf |