2006年12月27日 |
清水建設のメタン発電など3件、CDMプロジェクト承認 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:三井物産、三菱商事、経済産業省 |
経産省は27日、清水建設、三井物産、三菱商事の3社から申請のあった、海外での風力発電などのプロジェクトが、わが国のクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトとしてそれぞれ承認されたと発表した。計画内容は次の通り。 【清水建設】 ◇申請者 :清水建設 ◇実施国 :グルジア ◇プロジェクト名 :トビリシ市の埋立処分場メタンガス回収・発電プロジェクト ◇プロジェクトの概要 :埋立処分場から排出されるメタンガスを主成分としたランドフィルガスを燃料とした発電(800KW)及びガス燃焼を行う。 ◇CO2排出削減量予測(年間) :平均7.2万トン 【三井物産】 ◇申請者 :三井物産 ◇実施国 :中国 ◇プロジェクト名 :国華フールンベイヤー49.5MWの風力発電プロジェクト ◇プロジェクトの概要 :1.5MWの風力タービン33基からなる、総発電量49.5MWの風力発電所を建設。 ◇CO2排出削減量予測(年間) :平均12.7万トン 【三菱商事】 ◇申請者 :三菱商事 ◇実施国 :韓国 ◇プロジェクト名 :韓国ウルサン市ハンワコーポレーションの硝酸プラントテールガスN2O破壊プロジェクト ◇プロジェクトの概要 :硝酸生産過程でテールガスに含まれるN2Oの排出量を削減するため、N2O分解触媒を硝酸プラントに導入する。 ◇CO2排出削減量予測(年間) :平均28.1万トン |