2007年01月11日
土屋・VEC会長「塩ビサッシの市場拡大」などに意欲
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会
土屋会長

 塩ビ工業・環境協会(VEC)の新年賀詞交換会は11日、東京・竹橋の如水会館で開いた。土屋隆会長(東ソー社長)の挨拶に続いて、経産省・照井恵光製造産業局次長が祝辞を述べ、大西正躬副会長(カネカ社長)の音頭で乾杯したあと歓談に入った。
 
 土屋会長は挨拶の中で、重点課題として(1)リサイクル活動の推進(2)樹脂サッシ・サイディングを中心とした新市場拡大への取り組み(3)塩ビ「忌避」への適切な対応(4)関連団体やアジア太平洋地域とのネットワーク強化、の4項目をあげ、今後積極的に推進していく考えを示した。
 
 このうち、リサイクルへの取り組みでは、「建設廃材のサーマルリサイクル」を商業規模でテストし、すでに良好な結果が出ていること、また樹脂サッシでは、環境省本庁舎に塩ビサッシの内窓の採用が決ったことなどを紹介。「今後は、落ち込んだ内需を反転させるため、よりポジティブ、よりチャレンジングに塩ビの有用性をアピ-ルしていきたい」と、塩ビ需要の拡大に意欲を見せ、盛大な拍手を浴びた。

【関連ファイル】
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1168503679.tif