2007年01月15日 |
デュポン、PDP向け第7世代フォーデル感光性厚膜ペーストを発表 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(海外) 【関連企業・団体】:デュポン |
米国デュポン社(本社:デラウエア州)は、プラズマディスプレイパネル(PDP)の前面板バス電極形成用として、第7世代となるデュポン・フォーデル(R)感光性厚膜ペーストの販売を開始すると発表した。画質の向上と材料使用量および貴金属の含有量低減により大幅なコスト削減を実現するとしている。 第7世代フォーデル感光性厚膜ペーストは、完全な無鉛タイプでありながら、PDP用途で業界標準のデュポン・フォーデルシステムと同レベルのコスト効率と高性能の電極形成を実現する。 今回の第7世代ペーストには、デュポンが新たに開発した特許出願中の黒色色素を使用しており、ルテニウムへの依存度を低減しつつ、より少ないペーストの使用で黒色度と導電率の向上を実現した。前世代のフォーデル・ペーストに比べ、ルテニウムの消費量を80%削減することができた。 第7世代フォーデル・システムを使用した場合、感光性樹脂技術の向上により、より薄い電極膜厚でより高い解像度を顧客に提供することが可能となる。同社は2007年中の本生産を見込んでいる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1168843312.pdf |