2007年01月16日 |
PSPの12月の出荷、わずかながらも前年超え |
昨年合計は1.1%減の115,060トンに |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会が16日に集計したところによると、同シート(PSP)の昨年12月の出荷数量は10,160トンとなった。4ヵ月連続の10,000トンの大台超えで、前年同月比は0.1%増となっている。 一般反向けは5.8%増と大きく盛り返したが、最も消費量の大きいトレー反向けが引き続き不振で1.8%減となり、またラミネート一般向けも5.5%減と低迷したためトータルではほぼ横並びにとどまった。トレー反向けに続く規模のラミネート丼向けも前年同月の横並びとなっている。 この結果、昨年1〜12月の総出荷数量は115,060トンとなった。前の年の実績を1.1%下回っている。ラミネート丼向けが2.3%増となったほかは全て前年割れとなっている。もっとも、同シートメーカー大手によると、わずかながらも前年の実績を下回ったのは需要家の強い希望を受けて同シート各社が引き続き単位面積あたりの肉厚を減らしてきたためという。したがって、面積単位では逆に前年を若干上回ったというのが各社に共通した見方となっている。 PSPの06年12月と年計の出荷実績は別表のとおり。 【関連ファイル】 PSPの06年12月と年計の出荷実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1168938985.xls |