2007年01月22日
ナフサの国際スポット価格、さらに下降
C&F/ジャパンの先週の平均は512ドルに
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、市況)
【関連企業・団体】:なし

 ナフサの国際スポット価格がアジア向けも西欧向けもともに下降が続いている。エチレンセンター筋の調べによると、先週のC&F/ジャパンの平均はトン当たり512ドル、北西欧のCIF価格は同487ドル弱となっている。うちC&F/ジャパンの先週の平均価格は最近では05年12月第4周の同504ドルいらいの低水準となる。
 
 前々週の平均に比べると、C&F/ジャパンは同14ドル(2.7%)の値下がりである。CIF/NWEは同15ドル(3.0%)の下降ということになる。C&F/ジャパンは3週間連続の、CIF/NWEは4週間連続の値下がりということになる。
 
 いずれも原油のスポット相場の続落に歩調を合わせての下降となっている。C&F/ジャパンやCIF/NWEの過去1週間の下降率は、北海ブレントものの下降率とほぼ一致している。