2007年01月23日 |
CDMプロジェクト、新たにリコーなど12件 政府承認 |
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は、中国電力が申請していたブラジルでのバイオマス発電など6件の発電所建設計画と、リコーのインドにおける4件の風力発電プロジェクト、住友商事の中国での水力発電計画の計12件の海外プロジェクトが、いずれも京都メカニズム推進・活用会議での審査の結果、わが国のCDM(クリーン開発メカニズム)プロジェクトとして政府承認されたと発表した。 このうち、中国電力のブラジル・バイオマス発電計画は、同プロジェクト推進のため設立された、ピラティニ・エネルジア社と共同で実施するもので、同国リオ・グランデ・ド・スル州のピラティニ市に、木材加工工場から排出された残留物を原料に10MWの発電プラントを建設する。年間CO2排出削減量は17.3万トンの見込み。 また、リコーの風力発電プロジェクトは、インド国内の4カ所に11,35−55.555MW規模の風力発電プラントを建設するもので、最大規模となる55.555MWの風力発電プラントは同国マハラシュトラ州に建設、年間CO2排出削減量は7.1万トン。 |