2001年07月19日 |
経済産業省、芳香族の下期の需要も減少と予想 |
キシレンもわずかながら前年割れに |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省製造産業局は、芳香族についても今年下期の需要見通しをまとめ、19日に発表した。それによると、ベンゼン、トルエン、キシレンの3品目とも内需が前年同期を下回り、輸出入バランスを差し引きしても必要数量はいずれも前年割れになるとの結論になっている。 内需については、ベンゼンの場合、スチレンモノマーとシクロヘキサンの需要の減退が避けられないので前年同期を5.4%下回るとの予想になっている。トルエンは、不均化向けの需要の縮小で8.1%もの大幅減になるとの見方だ。キシレンの場合は、パラキシレンの減産基調が続くのでわずか(0.4%)ながらも縮小が回避できないとの結論になっている。 注目の輸出入バランスの見通しは、製品によって大きなばらつきがある。ベンゼンは出超規模が拡大するが、キシレンは逆に縮小となり、トルエンは入超が減少すると想定されている。 http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/miti/f200122 target=top>2001年下期芳香族需要見通し ※iモードではご覧頂くことができません。 |