2007年01月23日
アステラス製薬、免疫抑制剤に米FDAからアクションレター
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:アステラス製薬

 アステラス製薬は23日、米国子会社のアステラス ファーマUS, Inc.(本社:米国イリノイ州ディアフィールド)が、承認申請中の徐放性免疫抑制剤「FK506 徐放性製剤」(一般名:タクロリムス)について、今月19日(現地時間)米国食品医薬品局(FDA)から審査状況の通知(アクションレター)を受領したと発表した。

 米国での同製剤の申請適応症は「腎臓、肝臓、心臓移植における拒絶反応の抑制」で、アクションレターの内容は以下の通り。

・ 腎臓移植における拒絶反応の抑制: 承認可能 (approvable)
・ 肝臓移植における拒絶反応の抑制: 承認可能 (approvable)
・ 心臓移植における拒絶反応の抑制: 現時点では承認不可 (not approvable)

 FDAからは最終判断に当たって追加の指摘と質問を受けているため、同社は現在社内で詳細レビュー中。また、同製剤は国内、欧州でもそれぞれ承認申請中である。

 ニュースリリース参照
 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1169534388.pdf