2007年01月25日
出光興産、台湾で畜産資材3商品を販売
【カテゴリー】:海外(ファインケミカル、新製品/新技術)
【関連企業・団体】:出光興産

 出光興産は25日、台湾の中国製薬(本社:台北市、王勲聖董事長)、進昌貿易(本社:台北市、黄振進董事長)の両社と、畜産資材3商品を台湾で販売することで合意したと発表した。販売は2月1日から開始する。同社が畜産資材を海外で販売するのは初めて。

 今回、現地販売するのは、飼料に添加して家畜の成育を促す「イデザイム」「イデザイムBS」と、家畜排泄物の悪臭低減や堆肥化を促す「ファームキーパー」の3商品。

 「イデザイム」は、麹菌培養物に含まれる消化酵素が胃の中で栄養吸収を促進し、食欲を増進する。日本では2006年3月から発売しており、同年度の売上は1億円に達する見通し。
 
 「イデザイムBS」は、「イデザイム」とバチルス・サブチリス菌が腸内環境を整え、成長促進効果を持つ飼料添加物の「モルッカ」を配合した。
 
 「イデザイム」「イデザイムBS」は、BSEへの危険性が疑われる原料を一切使用していないため「食の安全・安心」と生産効率の向上に大きく貢献できるとしている。台湾での3商品の2007年度の売上目標は1億円。台湾のあと中国への進出を目指す。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1169707406.pdf